コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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Helpfulnotesのインターネット探検

第2回
『政治・経済なるほどネット』

http://www5.ocn.ne.jp/~syakai/

 新聞記者が書き下ろし、現職教員が編集する教科書準拠型ニュース。プリントアウトすればそのまま公民・現社の教材になる。暗記に頼らない真の理解をうながし、世の中の仕組みを知るための強力な助っ人サイト。

 広い意味で「ニュースサイト」だが、なんと言っても特徴は教科書準拠型であること。だからコンテンツは、授業の資料として役に立つものばかりだ。  また、社会科の授業だけでなく、朝礼・朝会の話のネタにも使えるので、社会科教員でなくともチェックしたい。

 各ニュースのページは、プリントアウトするとA4版1枚におさまるようになっている(一部例外あり)。つまり、ニュースサイトであると同時に、教材集のサイトでもあるわけだ。

2005年3月24日アップのニュース「地価14年連続下落 (市場と価格)」のページ。中学公民「経済の仕組み」、高校現社「経済社会」共通のニュースだ


 扱っているニュースは、政治、経済、国際社会の3分野で、教科書の勉強にすぐ役立つネタばかり。教科書を丸暗記するのではなく、世の中で起きているできごとの実例を通して、公民・現社を学べる。


 下のメニューからメインコンテンツ「中学公民」「高校現社」をクリックすると、それぞれ見出し一覧のページに行く。まずはこの見出し一覧のページを見ていただきたい。
 「テレビや新聞で何か言っているみたいだけど、なんのことやらサッパリ分からないし興味もない……」という生徒にこそ読ませたいキーワードがてんこもり。ここを読めばその後の報道番組や新聞が気になってくるのではないだろうか。

 

「中学公民」のトップページ
「高校現社」のトップページ

 このサイトに掲載されているニュースはどこかからの引用などではない。(どこかから引用しようにも、「教科書に準拠していて、分かりやすいニュース」が簡単に手に入るわけがないではないか)。「日本人なら誰でも知っている」新聞社に勤める報道記者が書き下ろし、現職教員が中高生向けに編集している、完全オリジナル記事だ。

「ごあいさつ」のページ

 管理運営しているのは、九州の社会科教員による「社会科教育を考える会(熊本市)」(代表:田宮泰三氏)。教育談義に花を咲かせ、電子メールで情報交換をしていた同会が、この充実のニュースサイトを運営するようになったいきさつは、「ごあいさつ」のページに詳しい。

 記者が書いて教員が編集するのだから、いいものができないわけがない。しかし、代表の田宮氏によると、当初はこのニュースを資料としてご自分たちの授業で配るだけで、サイトを開く気など全くなかったという。なんともったいない!

 そんなあるとき、同会の古株メンバーのひとりが、
「せっかく書いたニュースだからネットに載せてみて、反響があるかどうか試してみよう。全国の先生が読んで意見や感想を寄せてくれたら、我々にとっても勉強になる」
 と言い出し、半信半疑で実行に移したとか。

 これまでに、このサイトの恩恵にあずかったのべ8万7000人近く(2005年4月中旬のカウンターによる)の教員・生徒は、このメンバーのひらめきに感謝しなければ……。

 また、このサイトではメルマガ『政経ズバリ解説』を発行している。身近なニュースを授業に生かすヒントを提供してくれる上、生徒との質疑応答シミュレーションまでされていて、実に懇切丁寧。

「こういうネタ振りをして興味を引く」「教科書にはこう書いてあることが多いが、現実の社会を鑑みて教えるときはこんなふうに」等、具体的な例は、実践事例として刺激も与えてくれるだろう。

 最後に、同会代表の田宮泰三氏から、このコラムの読者のみなさんにいただいたメッセージをご紹介したい。

当サイトのニュースはすべて、最終的には生徒自身が読んで理解することを目的にしています。教員が自分の参考資料として使うだけでなく、生徒自身が主体的に読み、教科書や授業の内容と実社会の動きを結びつける作業をさせることで、暗記に頼らない学力をつけてほしいと願っております。ご活用くださる先生方には、ぜひこうした趣旨をご理解いただき、生徒に読ませていただきたく存じます。また、その結果や生徒の反応をぜひお聞かせください。


つづく

 




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