コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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Helpfulnotesのインターネット探検

第4
『Developing World
   - みんなの国際協力・開発支援』

   http://www.dwml.net/

 国際理解教育≠英語教育!  途上国の人々の暮らしや文化を子どもたちに伝えたい――そんなときに役立つ文献案内やイベント情報などを手に入れよう。

■国際理解教育を始めるなら

 総合的な学習の時間に国際理解教育を行なう学校は多い。が、程度の差こそあれ何かしらの形で英語を使ったり、NGOやJICAの人を学校に呼んだりする事例が注目を集めがちであることも事実。


 「世界の国々の様子を知り、子ども達に自分の暮らしを振り返らせたり、自分にできることを考えさせたりしたいが、おいそれと専門家を呼ぶわけにもいかない。かと言って自分自身もそう詳しいわけではないし、参考になる文献やセミナーを探すのも大変だ」  と思っている先生も多いのでは。

 そんな人に一度見ていただきたいのが 『Developing World』。有志により非営利で運営されており、特定の団体の意見を代表するサイトではないので安心だ。

『開発文献案内』トップページ。
ページ右側にカテゴリ一覧が表示される
 トップページ の説明によると、このサイトは「国際協力・開発協力に携わる人、目指す人、興味のある人の情報交換・交流の場」だ。
 ポイントは、専門家だけでなく「興味のある人」も参加できる点。

 ユーザ登録すればフォーラム(テーマ別掲示板)に投稿でき、さらに管理人氏の承認を得れば情報提供者になれる。もちろん閲覧だけなら未登録でもOK。
 せっかくの情報交換・交流の場なのだから、閲覧ばかりしていないで、ユーザ登録してどんどん発言したほうがいい。授業で国際理解教育を始めようというのならなおさら、詳しい人や専門家の意見が聞ける場に入っていこう。

■授業の話題探しに文献をチェック

 授業で使うための話題やトピックス探しには『開発文献案内』のコーナーが便利だ。
 ユーザが書籍や論文を紹介するコーナーだが、投稿は管理人のチェックを通ってから掲載されているので、広告的要素は皆無。(ネット書店へのリンクがあるが、利益はサーバ維持費などサイト運営の経費に当てられているとのこと)。


 この『開発文献案内』コーナーはカテゴリが細かく分かれているのも便利。
 ただし、サイトの性格上、専門性が非常に高い文献も多い。授業のトピックス探しなら、「一般」「社会開発関連」「人道援助・平和構築」あたりがおもしろそうだ。

 

■メルマガ登録で情報を漏れなくゲット



「読みもの一覧。
バングラデシュ、タイ、ケニアなど途上国の話題がいっぱい

 このサイトからは3種のメールマガジンが出ている。『国際協力マガジン』『国際協力マガジン・キッズ』『南の国から』だ。


 『国際協力マガジン』は週1回発行で、最近はイベント情報・人材募集情報が主体。国際協力・開発協力に関するイベントに参加してみたいと思っているなら登録を勧める。
 以前は読みものが掲載されていたこともある。現在は、バックナンバーから読みものだけをまとめたページがアップされており、こちらも読み応え充分。内容に比例するかのように文字数が多いので、じっくり読むならプリントアウトしてからのほうがいいかもしれない。


 『国際協力マガジン・キッズ』は『国際協力マガジン』の子ども向け版で、最近はほぼ月2回発行。子どもが安心して読める数少ないメルマガで、難読漢字にはルビが振ってある。

 



『国際協力マガジン・キッズ』のページ。
登録手続きも子どもにさせてみては

 内容は、途上国で活動する人が書いたエッセーを中心に、イベント情報、おすすめウェブサイト、ニュース、世界の伝統料理情報など。
 このメルマガは、子どもだけでなく、国際理解教育に関心がある大人向けでもある。そのため紹介されるイベントは、子どもを対象としたものだけでなく、国際理解教育に携わる大人を対象としたセミナーなどの場合もあるので見逃せない。


 『南の国から』は、フェアトレードに関する情報が中心。ほかに、途上国で活動する人が、それぞれの国の物・食べ物・文化・人々・自身の体験などをつづるコーナーも。

 

■「知らない」ということを知ろう



ブログ『フィールド雑記帳:カトマンズを歩く』。
2005年2月1日、ネパールで何があったかご存じですか?(答えは2月10日の投稿参照)

 このサイトには、未登録ユーザ、登録済みユーザ、情報提供者の3種のユーザがいることはすでに述べたが、情報提供者はこのサイトでブログを書くことができる。(コメントをつけられるのは登録済みユーザと情報提供者)。

 現在掲載されているブログは、ネパールの首都カトマンズに暮らすmtes氏の『フィールド雑記帳:カトマンズを歩く』。こういう“新鮮な現地レポートを読むと、自分が知りうる世界の範囲や限界を意識せずにいられない。

 「知らないということを知っている」ということは、国際理解への第一歩かもしれない。


つづく

 

 




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