コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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Helpfulnotesのインターネット探検

第10
『物理のブッチャンの物理教室』

    http://www5b.biglobe.ne.jp/~bucchan/

 漫画で気軽に物理の世界へ。オリジナルキャラクター「ブッチャン」が所狭しと飛び回る! 遊び心いっぱいの実験やゲーム使って、生徒をぐいぐいと引き込む指導力に注目だ。

■漫画の主人公の名が先生のアダナに

 管理人は秋田県の高校で物理と情報を担当しているブッチャン氏。ただし、“ブッチャン”はもともと氏のハンドルネームだったわけではない。氏が、物理嫌いの生徒のために考えた物理のキャラクター名がそのまま氏のアダナとなったのだ。そのあたりのいきさつは「物理のブッチャンストーリー(ブッチャン誕生)」に詳しい。



「物理のブッチャンストーリー」のページ。
キャラクター名が氏のアダナとなるまでのいきさつが秋田弁をまじえてつづられている


■マンガで活躍するブッチャン

 さて、そのブッチャンとは何者か。
 姿かたちはいたって単純。赤い丸に手足が生え、目と口で表情がつけられているだけ。
 このシンプルで愛らしい姿のキャラクターが、“てこてこ発射台”を使って月を目指すもあえなく落下したり、世界ダンス選手権大会でパートナーのブツ子ちゃんを放り投げてしまったりする。

 これは単なるズッコケ漫画のストーリーではない。月を目指す話は重力加速度と落下運動について、ブツ子ちゃんをダンスで放り投げる話は等速円運動と向心力についての立派な“物理漫画”なのだ。


「漫画で物理」のページ。全9本の漫画には、ブッチャンの家族や、電子くん・プラ子ちゃんといった友達も出てくる



■実験で活躍するブッチャン

 ブッチャンは実験の場にまで顔を出す。放物運動(水平投射)の実験では、赤いビー玉に顔をつけた“ブッチャンビー玉”をスキージャンプの要領で落とす。計算で求めた着地点に置かれたカップに、ブッチャンがうまく飛び込めば合格だ。

 このほか、ブッチャンは登場しなくとも、氏の実験は遊び心いっぱい。紙グライダーを飛ばすことでベルヌーイの定理を、生徒が中に入れるほど大きなシャボン玉を作って表面の色を見ることで薄膜の干渉を学ぶ。
 生徒達になじみ深い、電車を運転するゲームやカーレースのゲームを使ってV−Tグラフを作る演習など、生徒達がどんなに喜んだか想像がつく。


「ブッチャンの「ソフト」な高校物理実験」のページ。写真が多く臨場感たっぷり



■クイズを出題するブッチャン

 このサイトにはパワーポイントで作成された物理クイズも掲載されている。一般ユーザーがチャレンジするもよし、アレンジして授業で使わせていただくもよし。
 クイズとして楽しむだけでなく、実験の題材にもなりそうだ。

 


「物理のブッチャンの物理クイズ」のページ。スライドの最初と最後にすっかりおなじみのキャラクター“ブッチャン”が出てくる



■ブッチャンの検定試験

 さて、ニコニコ笑う愛らしいブッチャンが一瞬、一転してにくったらしくなるコーナーもある。「ブッチャン物理検定!」だ。
 3級、2級、準1級、1級とあり、判定で「文句なく不合格」なんて言われると、のんきそうなブッチャンをわけもなく逆恨みしてしまいたくなる。


「ブッチャン物理検定3級」のページ。3級は小手調べ。合格しても“フツーのひと”。不合格だと……心配なひとだ!!


 チェックを入れて解答していくタイプの試験だから、一問一問、地道に答えを変えていけばいずれは合格できるし、100点満点だって取れるわけだが、それで終わってはしょうがない。 「え、この問題、答えは“イエス”なの? なんで?」
 とビックリして考え、調べていくことこそが物理への第一歩だ。


つづく

 




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