コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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Helpfulnotesのインターネット探検

第12
『先生のための「ミニネタ博物館」』

    http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/

 困ったときのために、気になるページは印刷して引き出しに。ネタに詰まったら「れれれさる」!

■学級経営や教材研究のヒントなど満載

 『先生のための『ミニネタ博物館』』は、神奈川県の小学校教員「れれれさる」氏が管理運営するサイト。学級経営や教材研究のヒント、授業の折々や学級会で子どもに話したくなる含蓄のある多彩なエピソードなどなど、ミニネタの数々が紹介されている。
 朝の会の話題に詰まったときや目新しいことをしてみようかなと思ったときのために、全ページ印刷して机の引き出しにしのばせておきたくなる良ネタばかりだ。

たとえば、『学級経営にいかせるネタ』( http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/gakkyuukeieidetukaerunetatop.htm )の、「学期末・学年末・卒業シーズンのネタ」や「クラス開き・新学期に使えるネタ」のコーナーは、この時期、とても役に立ちそうなネタ満載。

 


 「学期末・学年末・卒業シーズンのネタ」から「学年末にやりたいネタ」( http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/gakunennmatuniyaritaineta.htm )では、クラスがえに向けて、他クラスの生徒やほかの先生との交流を深めるため、担任同士が違うクラスに行って授業をする交換授業をしたり、学年全体で近所のちょっとした公園までお別れ遠足に出かけたりすることが提案されている。
 さらに、次年度にこの教室を使う後輩に向け、黒板にメッセージを書かせることで進級への実感をつかませるというネタも。

 

 「学年末にやりたいネタ」のページ。交換授業、黒板メッセージのほか、文集作りのヒントや、新1年生にプレゼントする絵本制作のアイデアも



■実績ある実践系のネタ 〜 「大掃除は休みの日に」等

 サイト内には大量のネタが並んでいるが、実践形式のネタはすべて「れれれさる」氏が自分でやってみたものだという点が頼もしい。つまり、氏が実践してみた上で、ほかの先生方にもオススメできると判断した、実績があるネタばかりということなのだ。

 サイト開設前は、氏が自分で考えた実践や、ほかの先生の実践をまねてアレンジしてみたものをノートに書きためていたとのこと。それを惜しみなく公開しているのがこのサイトというわけだ。

 例えば、『学級経営にいかせるネタ』の「当番活動・朝&帰りの会のネタ」から「掃除のネタ」( http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/souji-kyuushoku-kai2.htm )。「大掃除は休みの日に・・・」というネタが紹介されているが、これが非常に楽しそうなのだ。

 これは、学校が休みの日や長い休みの間に、みんなで集まって大掃除をしようというもの。さらに、ワックスが乾くのを待つ間などを利用して、家庭科室でお昼ご飯を作ってみんなで食べる。

 このネタは、氏自身もオススメのネタのひとつ。子どもたちにも好評で、
「かつて受け持った子に、卒業の時に書いてもらった手紙の中に、『休みの時の掃除、とっても楽しかった。次に持つ学年でもぜひやったほうがいいよ』と書いてもらったこともあります」  とのこと。

 自分たち以外の児童がいない日に学校に集まるというだけで子どもはワクワクしそうだ。さらに、家庭科室を使って好きな献立を作るというのはすなわち、教室で“実習”ではなく“料理”をするわけだから、「勉強の場所でこんなことしていいのかしら」というちょっとしたスリルを伴う体験であることは想像できる。

 大掃除なんて、子どもにとってはあまり楽しくない行事であるが、「休みの日に集まる」「みんなで料理して食べる」という非日常の冒険がセットになっていたら、あっという間に楽しいイベントに早変わりだ。
 ちなみに、氏は今年度(2005年度)は6年生を受け持っているそうだが、夏休みと冬休みにこの掃除をしたそうで、メニューは、夏はスパゲティで冬はたこ焼きだったとか。

■研究の蓄積・知識系のネタ

 一方、『子どもに話したくなるネタ』( http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/hanasinotame.htm )や、『先生のためのネタあれこれ』( http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/senseinotamenonetatop.htm )の「教育に関する言葉抄1」「同2」など、知識系のネタは、氏が読んだ教育関係の本から、いいと思ったものを集めたコーナー。
 これだけたくさんの“言葉”を集めてくるとは、日ごろの勉強熱心さがよく分かるというもの。

 ちなみに、トップページの下部にある「先生へのメッセージ」には、「教育に関する言葉抄1・2」から抜粋された101の言葉がランダムに表示される。アクセスするたびに、ドキッとする一言が否が応でも目に飛び込んでくる仕組み。
 ネタに詰まってこのサイトにアクセスするたび、ちょっぴり己を見直すチャンスも持てるというわけ。

 もちろん、本からの抜粋ばかりでなく、氏の考えがストレートに書かれたコーナーもある。『雑記帳』( http://www5e.biglobe.ne.jp/~minineta/zakkityou.htm )だ。「書写と体育を見ればクラスがわかる」「えこひいき」など、気になるタイトルが並ぶ。  内容についてはここでは種明かししないので、どうぞご自分の目でご一読を……。

 『雑記帳』コーナーのトップページ。「れれれさるの携帯写真日記」「同給食日記」など、携帯カメラを駆使したコーナーも。



■あなたもネタを投稿してみよう

 さて、れれれさる氏のネタをあれこれ読んで、自分のクラスにマッチしたネタを使ってみたり、自分の研究の参考にしてみたりしたら、あなたのアイデアやネタも発表してみよう。

 掲示板に投稿してみたり、氏のブログ『れれれさるの『学級日誌』』( http://rereresaru.exblog.jp/ 、『ミニネタ博物館』のトップページからもいける)にコメントを残したりということは氏も望んでおいでのこと。
「先生たちのネタを共有できる場にできたらいいなと思っています」
 とのことなので、遠慮せずどんどん話題を提供してみては。

 もちろん、現場の先生からの実践報告に限らず、「うちの子のクラスでこんなことをやったらしい。とても喜んでいた」といった保護者からの報告、「このまえ、がっこうでこんなことをしました。たのしかったです」といった子ども自身からの投稿も、喜ばれるはずだ。

 ブログは毎日更新したいという氏。「コメントを残すのが簡単」「トラックバックできる」といったブログの利点を生かして、当コラム読者のみなさんと、れれれさる氏の交流が深まることを願う。

 


つづく

 




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