コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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Helpfulnotesのインターネット探検

第18
『子どもの危険回避研究所』

    http://www.kiken-kaihi.org/

 子どもの周りは危険がいっぱい。事故・犯罪etc.,etc.から子どもを守ろう!

■安全のエキスパートによる豊富な情報

 子どもの危険を回避するにあたって、学校(幼稚園・保育園等)・家庭・地域の三位一体の連携はいまや欠かせない。
 そこで今回ご紹介するのは、特定非営利活動法人「子どもの危険回避研究所」のサイト。

 所長の横矢真理氏の名を聞いたことがある方も多いのでは。各地の学校での講演会での活躍をはじめ、『犯罪の危険から子どもを守る!』(学研)などの著書も多く、子どもに関わる事故・犯罪・暴力・健康・環境などの情報のエキスパートだ。


 『 訪問したら、まずはトップページ左上の「子どもを取り巻く危険分類図」を見てほしい。  事故・犯罪・いじめ虐待・病気・環境問題・災害の6つの項目があり、それぞれクリックするとそのページに飛ぶようになっている。

 たとえば「犯罪」をクリックすると、犯罪のページへ。  ここではさらに、犯罪が【殺人・誘拐・通り魔】【空き巣・強盗・ひったくり】【非行】……とさらに細かく分けられており、各ジャンルごとに、コラムと、有用なサイトや参考図書の紹介が掲載されている。

 このように、このサイトはとにかく情報量が多い。
 利用者からのレポートなども多数掲載されており、実際に日常生活の中で子どもがどんな危険に遭っているか、具体的な例から我が身を振り返ることができる。

 ウインドウショッピング感覚で、ブラブラといろんなページを見て回るのも楽しいが、もし状況がせっぱつまっているのなら、サイトマップから必要なページを探そう。

■生活習慣から危険度をチェック

 ぜひやってもらいたいのが「生活習慣危険度チェック」( http://www.kiken-kaihi.org/chart.html )。
 ありがちな「窓のカギはひとつである」「出かけるとき、郵便受けの中にカギを隠す」といった、防犯レベルのチェックとは一味違う。

 心身が疲労していないか(→疲労していると、悪につけ込まれる危険性が高くなる)、悪にあこがれる気持ちはないか(→チャンスがあれば悪いことをしてしまうかもしれない)等、「心や体のありかた」が危険回避の可否を大きく左右することがよく分かる。

 

◆生活習慣危険度チェック◆ 
子ども用」のページ。危険を回避するには、自分自身を大事にする気持ちも重要なのだ


■学校で利用される『子どもの危険回避研究所』

 「地域の活動報告」のページでは、学校を中心に、全国各地での取り組みが紹介されている。  とりわけ、上で紹介した「生活習慣危険度チェック」を文化祭で活用した千葉県の中学校の事例が興味深い。
 「ハイ」の回答が多かったワースト10の質問の中では、心身疲労度を示す項目が目立ったとのこと。

 個人的に読むだけでも大変ためになるサイトだが、このように、学級・学校単位での利用も有益だ。
 その結果を地域・家庭に還元していくことで、より安全ですこやかな環境を子どもたちに作ってあげたい。

千葉県の中学校での活動報告。有効回答131人のうち、「このままなら大丈夫」の生徒はなんと50人しかいなかった


 「所長プロフィール、設立のごあいさつ」( http://www.kiken-kaihi.org/gaiyou/profile.html )を読めば分かるとおり、同サイトの目的は、子どもを危険から遠ざけ、大事に大事に、箱入りにすることではない。大切なのは、子どもが自らを守る力を身につけること。  人生とは皮肉なことに、「危険な目に遭う可能性」を恐れて逃げれば逃げるほど、素敵な宝物からも遠ざかってしまうことが多いのだから。


つづく

 

 




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