コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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提案3: 検索の達人をめざせ
 自主学習に検索エンジンを利用しよう
 調べ学習にネットを利用します。



第2回 キーワード検索のワザと検索エンジンの使い方

■情報検索の課題練習

 前回提示した、情報検索の練習課題をもうちょっと一緒にやってみましょう。

 ●夏目漱石のエッセーにはどんなものがあるだろう?
  →複数・類似キーワードで何度も検索する


 当然ながら、検索のときに必須のキーワードは「夏目漱石」です。ただ、これだけでは何十万件もヒットしてしまいます。
 そこで、複数キーワードで絞り込みます。

 この場合、絞り込むなら「夏目漱石」と「エッセー」です。
 ちょっとカンのいい人なら、「エッセー」は「エッセイ」と表記することもあることに気づくはず。
 Googleなど、検索エンジンによっては類似キーワードは同一とみなすこともあるので、ヒットするサイトが同じになることもありますが、Yahoo!など、厳密に区別している検索エンジンでは違う結果が現れます。
 類似キーワードで何度もチャレンジして、自分がほしい情報を手に入れましょう。  また、ほかの可能性として「随筆」もありますね。

 ●自分が生まれた日やその前後に、どんなことがあったか
  →表記方法のバリエーションを試す


 仮に、誕生日を「1990年2月14日」とします。当日やその前後のできごとを調べるわけですから、キーワードはもちろん「1990年2月14日」や「1990年2月」や「1990年」です。
 すると、ほかの可能性として「90/02/14」「平成2年2月」など、年号も含めて年月日の表記方法のバリエーションを試す必要がありますね。
 さらに、「1990年2月14日」と「できごと」、「平成2年2月」と「事件」など、思いつく絞り込みワードで次々試してみてください。

 1990年1月には大学入試センター試験がスタート、2月にはローリング・ストーンズやポール・マッカートニーが来日、などなど、興味深いできごとがあるものです。さらに、この年には東西ドイツが統一。
 「1990年」の検索で見つけたことからいろいろ掘り下げていけば、なかなか良い自由研究ができそうですね。

 ●出身小学校、出身中学校の情報
  →学校公式サイトのほか、「学校のことに触れているサイト」もチェック



 キーワードはもちろん、学校名です。
 サイトで提供されている情報の信憑性をはかる方法のひとつに、学校名も含め、組織名を正式名称で記載しているかどうかということが挙げられます。
 ですから、略称ではなく、「辺留府区立辺留府第4小学校」等としっかり入力して検索すると確実です。

 「辺留府区」の公式サイト内に「辺留府第4小学校」のページがある可能性も考え、検索キーワードは「辺留府区」と「辺留府第4小学校」に分けるのも手です。

 ここでのポイントは公式サイト以外のサイトから得られる情報。
 「××区立◎◎小学校」の校長先生の経歴紹介ページの中に、「1999年〜2002年 辺留府区立辺留府第4小学校教頭」という一文が入っていれば、当然このページもヒットします。
 自分にはまったく無関係だと思っていた◎◎小学校のサイトという、実に意外な場所で、
「えっ、P山先生、いまは◎◎小の校長先生なんだ!」
 という情報が得られる可能性もあるというわけ。

 さらに同じ要領で、校歌の作詞者・作曲者の情報が得られたり、スポーツの地方大会のサイトなどから部活動の活躍ぶりが分かったりしますよ。
 意外な情報や予期せぬ情報が得られるネット検索のおもしろさを味わってください。

■ページのURLを掘ってサイトポリシーなどを読む

 ページ検索をする場合、いきなりサイトのトップページに行けるとは限りません。
 そして、ヒットした1ページだけ読んでも、そのサイトがどういう性質のものか判断つきかねることもま
「検索の達人をめざせ」で検索するとこのページ
( http://www.helpfulnotes.info/jyohoka_db03_a1.html )に
ヒットする
まあります。

 ページのどこかにトップページへのリンクがあったり、「もどる」ボタンをたどって行くとトップページに行ける構造だったりすればよいのですが、そうでないことも多いもの。
 キーワード検索で見つけた場合、フレームが表示されず、メニューが見られない場合もあります。

 

 

 その場合、表示されたURLを“掘る”という作業を行ないます。

 ブラウザの「アドレス」等のところに、現在表示されているページのURLが表示されますが、トップページのURLだと思われるところから先を、Del(デリート)キーで削除してしまうのです。

 

 

 どこから先を削ればいいか判断がつきかねる場合は、とりあえず、「http://」の次の「/」から。

「http://」の次の「/」(この場合「www.helpfulnotes.info/」の「/」)から先を削除する


Enterキーを押すとトップページが表示される



 ただし、管理人が無料レンタルサーバやブログを利用している場合は、最初の「/」から先を削ってしまうと、レンタルサーバやブログの提供会社のサイトに行ってしまうこともあります。
 この場合、まずは慌てずにブラウザの「戻る」ボタンで戻ります。そして、次の次の「/」から先を削ります。

 例えば、

http://www.blogportal.co.jp/helpfulnotes/jyohoka_db03_a1.html (※以下URLは例として示した仮想のURL)

 というURLのページが表示された場合、「http://www.」の次の「/」(この場合「www.blogportal.co.jp/」の最後の「/」)から先を削ると、

http://www.blogportal.co.jp/

 となります。
 これではお目当てのサイトのトップページではなく、そのサイトの管理人が借りているブログ提供会社のトップページに行ってしまうので、一度「戻る」ボタンで戻ってください。

http://www.blogportal.co.jp/helpfulnotes/jyohoka_db03_a1.html

 戻ったら、再度掘りなおします。次の「/」(この場合「www.blogportal.co.jp/」の最後の「/」ではなく、さらに次の「www.blogportal.co.jp/helpfulnotes/」の最後の「/」)から先を削ります。

http://www.blogportal.co.jp/helpfulnotes/

 これで、目当てのサイトのトップページが出ます。
(この「例」で紹介しているURLは架空のものです)

 こうして、キーワード検索で見つけたページから、そのサイトのトップページに到着したら、そこから改めてメニューを見てください。
 「サイトポリシー」「このサイトについて」「管理人について」等、サイトの性格を語るページがあったら、必ず目を通しましょう。

 冗談で偽情報を流しているようなユーモアサイトの場合は、必ずそこにお断りが書かれています。

 そのサイトの内容が信用に足るものかどうか、判断するひとつの助けになるでしょう。

 また、サイトポリシーが特に記されていなくても、その他のページにも一通り目を通せば、サイトの性格がなんとなくは分かります。
 全体に目を通した上で、あなたが検索して見つけたページを信じるかどうか、決定してください。


つづく

■大日本図書(株)による企画・編集/先生のための情報科の副教材
―高等学校「情報科」(A・B・C)の内容を網羅したソフトウェア集―

情報科サブノート

 

●”高校の情報科のための授業ネタ”は、毎月、第2週・第4週の金曜日にシリーズで掲載(隔週掲載)されます。次回の掲載は、8月12日(金曜)の予定です。シリーズは複数提案による長期・多回数の予定です。

 




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