コンピュータと情報教育のためのHelpfulnotes
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提案6: BBS・チャットを楽しもう
 友だち100人、1000人、1万人できるかな


第7回 チャット−その2・マナー篇


■あいさつ必須

 チャットルームに入ったら、まずは現在おしゃべりしている人たちがどんな人たちか、見てみましょう。

 ログイン中のメンバーのハンドルネームがどこかに表示されているはずですので、すでに知っている人がたくさんいるなら、最初に打ち込む言葉は「こんにちは」。
 知らない人ばかり、あるいは初めて入るチャットルームなら、もちろん最初は「初めまして」。

 あいさつもせずに、
「なんの話をしてるの〜?」
「ここって××のファンのチャットだよね?」
「△△のワザってどうやればできる?」
 等々、いきなりしゃべりはじめるのは避けましょう。

 世の中には親切な人が多いので、あいさつ抜きでしゃべりはじめても、おそらく返事は返ってきますが、「あいさつをする」という人間としての基本マナーは、チャットの世界でも守りましょう。


 また、自分がチャットしている最中に、新たに参加した人があいさつをしてきたら、必ずあいさつを返します。
 もし、新入りの人があいさつをしなければ、あなたのほうから「こんにちは。○○さん、いらっしゃい」と声をかけてみて。

 「あいさつしない新入りなんて」と最初からマイナスの感情で相手を見るのは危険。話が盛り上がっている最中に「こんにちは」とあいさつを挟むのは申し訳ない、とタイミングをはかっているだけかもしれませんよ。

■自己紹介

 初めての場合は自己紹介します。

・まずハンドルネームを名乗る

 ハンドルネームは会話の画面に出ますが、機械まかせにせず、自分の口からも「○○です」と名乗ります。
 将来、社会に出たとき、
「名刺を渡しながら『こういう者です』と名乗ってはいけない。
 名刺を渡すと同時に、きちんと自分の口で『○○社の××と申します』と名乗りなさい」
 と教わると思いますが、それと同じことです。


・趣味や嗜好を宣言しておく

 通常、自己紹介は名前だけでOKですが、趣味に関するチャットの場合は、何が好きか言い添えましょう。例えば、あるアイドルグループのファンのチャットなら、メンバーの誰が好きか等を最初に言っておくと、話がしやすくなります。

 ただし、 「私は××はキライなので、こいつの話はしたくないです」
 等、後ろ向きの発言は避けます。話したくない話題になったら、発言はせずに黙っていればいいだけのこと。


・その他のプロフィールは雰囲気に合わせる

 チャットルームの性質によっては、その他のことについても自己紹介を求められることがあります。
 例えば、大学受験生が集まって情報交換するチャットなら、志望校の名前と、自分が高校3年生なのか浪人生なのかを明らかにするよう求められることがあります。
 もちろん明らかにしたくなければ、しなくて構いません。ただしその場合、自分が望むテーマでおしゃべりができるとは限らないということは覚えておきましょう。


■敬語・タメ語は臨機応変

 BBSと同様、チャットも基本的に敬語推奨です。ただし、チャットはBBSと違い、参加者が常に同じ顔ぶれであることが多いので、タメ語(友だち口調)に移行することができます。
 何度かお話をして仲良くなった相手に、いつまでも敬語をつかっていると、かえってよそよそしく思われる場合もありますし、最初から「敬語禁止」と掲げるフレンドリーなチャットルームもあります。

 もう仲良しになれたかな?と思ったら、
「そろそろタメ語でもいいですか?」
 と聞いてみたり、あとから来た人がずっと敬語をつかっているようなら、
「そろそろタメ語でいいよ〜」
 と声を掛けてみたりしましょう。

 また、「タメ語でいい?」と聞かれたら、よっぽどのことがない限りOKしてあげて。グッと仲良くなれますよ。

■君子危うきに近寄らず

 この項の第3回でもお話ししましたが、もしも話題が必要以上にヒートアップし、議論の域を越えた言い争いに発展した場合は、

・君子危うきに近寄らず

・触らぬ神に祟りなし



 と唱え、すぐにその場から離れましょう。ROMもおすすめできません。何か理由を作って、退室してください。


■最後もあいさつ

 チャットを終えてログアウトするときは、お別れのあいさつをします。
 何も告げず、だまって退室すると、残された人たちがびっくりしますし、何より失礼なことです。


 そのとき進行している話題が一段落ついたときに、
「じゃあ、そろそろ落ちま〜す。またね!」
 と消えることができれば美しいですが、なかなかそうもいきません。
 話が盛り上がっている最中に退室する場合は、
「盛り上がってるけど、もう夜遅いから、落ちるね! またね!」
 など、お断りの言葉を付け加えます。

 このときに気をつけるのは、「またね!」の直後にサッサと退室しないこと。
 30秒くらい待って、ほかのメンバーからの返事を見届けてから退室します。もしかすると、あなたに言い残したことがある人がいるかもしれないからです。

 電話を終えるとき、相手が切るのを待ってから切るのと同じことで、これもひとつのマナーです。


 あなた 「もう遅いから寝ます。またね!」
メンバーA「またね!」
メンバーB「おう、おやすみ〜!」
メンバーC「いい夢を。バイバイ!」
 あなた 「ありがと。おやすみ!」(退室)


 と、あいさつ→返事→あいさつの流れで落ちましょう。

 逆に、メンバーが退室するのを見送る立場のときは、お別れのあいさつに対し、なるべくすぐにあいさつを返します。
 よっぽど重要な連絡事項でもないかぎり、相手がお別れを言ったら、新規の話題を振って引き止めるのは控えましょう。

 リアルの世界と同じで、ネット上の友だちも、たくさんいればいるほど、それだけ人生が豊かになります。
 同じ時刻に同じチャットルームに来たというだけで、もうすでに何かの縁があるとしか思えませんよね。
 どうぞ、いい人間関係を築き、素敵な友だちをたくさん作ってください。




つづく

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情報科サブノート

 

●”高校の情報科のための授業ネタ”は、毎月、第2週・第4週の金曜日にシリーズで掲載(隔週掲載)されます。次回の掲載は、5月12日(金曜)の予定です。シリーズは複数提案による長期・多回数の予定です。

 




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