第3章 レイアウトと編集(4)
■第7回 画像・オートシェイプ等の挿入
◆Wordはそれ自体でクリップアートをもっており、絵を書くことにちょっと自信がなくても、クリップアートのイメージを利用することで、華やかなWebページを作成することができます。もちろんオリジナルで作成したイメージをWordに対応した画像形式(.bmp)であるか。またはWeb形式のgifやjpegであれば、メニューから読み込んで簡単に利用することも当然できます。ここでは、特に、クリップアートのイメージを使用した場合をベースに紹介します。
●画像の挿入
@Wordのメニュー[挿入]⇒[図]⇒[クリップアート](図:1)を選択します 。
(図:1
)
A以下のクリップアートのダイアローグが表示されますので、
ダイアローグの中に ストックのある画像を任意に選びます。
ここでは、あえて「働く人」(下欄:真ん中=アクティブになっている箇所。)を選択してみます。
(図:2
)
B上記Aの図:2でOKボタンを押すと、画面が働く人の画面に変化します。
さらにストックされている画像を任意に選択。ここでは、仮に上段右から2番目とします。
(図:3a
)
C挿入する画像の上で、マウスを右クリックします。
以下のようなメニューが表示されたら、挿入を選びます。
(図:3b
)
D上記Cで選択した結果が、以下の図:4です。
あらかじめ作成されたテキスト文の上に画像が配置されます。「配置」と言う概念で言えば、画像がテキスト文の前面に表示された格好になります。
これだと、画像がテキスト文の一部を覆ってしまい。肝心な文章が読めなくなります。 そこで、テキスト文が画像を避け、画像の周りを回り込むよう設定できれば、文章も読めるようになります。
(図:4
)
Eマウスを右Clickします。
以下図:5のメニューが表示されたら、[図の書式設定]を選択します。
(図:5)
F図の書式設定のダイアローグが表示されたら、[四角]を選択。OKボタンを押します。
(図:6)
G上記Fの結果が、以下の図:7です。
これで、画像で文字が覆われることもなく、回り込みができます。
(図:7)
H以下(図:8)は、上記Fの図:6で[行
内]を選んだ場合の比較のためのサンプルです。
(図:8)
●オートシェイプの挿入
@画像を挿入した時と同様に、テキスト文の上にオートシェイプが前面に配置されます。
テキスト文の回り込みをさせます。
(図:9)
Aオートシェイプの上で、右Click、
メニューから[オートシェイプの書式設定]を選択します。以下がオートシェイプのダイアローグが表示されたら、レイアウト・タブの中から[四角]を選びます。
※オートシェイプの形がサンプルのように「丸」あるいは「その他の形」でも、
オートシェイプそのものは範囲は、
四角の範囲の中で造られているものだと言うことを忘れないでください。
(図:10)
B上記A(図:10)の結果が図:11です。
(図:11)
●テキストの挿入
@Wordのメニュー[挿入]⇒[テキストボックス]⇒[横書き(または縦書き=任意)]を選択します。
(図:12)
A以下、図:13のように、テキストボックスを配置して、テキストを挿入します。
テキストボックスもまた、ベースのテキスト文の前面に配置されます。
画像やオートシェイプと同様に、テキストボックス上で、右Clickします。
メニューから[テキストボックスの書式設定]を選択します。
(図:13)
B[テキストボックスの書式設定]
のダイアローグの[四角](図:14)を選択して、
文字の回り込みの設定をします。
(図:14)
C上記Bの結果が以下、図:17です。
(図:17)
※重要な注意
クリップアートの画像またはbmpファイルの画像
さらにオートシェイプやテキストボックス等は、そのままでは、
ホームページの画像およびコンテンツの一部として、使用することはできません。
しかし、 HTML
Filter ver2.1のFilterを使用することで、
これらのコンテンツがGIF等に変換されます。
その意味でHTML Filter ver2.1を必ず使用することを忘れないでください。
詳細は後の回で紹介します。
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